あこがれの猫とのマンション暮らしは、「ネコ同盟」を作ることで快適に!?
くるん、と丸まって、気持ち良さそうにお昼寝。のんびりゆったりマイペースな猫との暮らしは、癒しの時間を与えてくれそうです。
でも、マンションで猫を飼うのって大丈夫かな?トイレはどうする?外出はできるの?…… 。
そこで、あこがれの「猫とマンション暮らし」をしているFさんのお宅におじゃまして、その暮らしぶりを聞いてみました。
※本記事は、2016年にマンション・ラボに掲載したものを、一部編集して再掲載するものです。
※本記事は、ペットと暮らす一例としてご紹介しています。お子様などの安全性も十分に考慮いただき、かつ、お住いのマンションの管理規約などもご確認の上、ペットのお迎えや同居をご検討ください。
猫もしつけられる!? マンション暮らしだって大丈夫!
Fさん一家は、ご夫婦と5歳と2歳の男の子、そして15歳!になるオス猫“にーに”と、渋谷区にある2LDK 築16年の、このマンションに住みはじめて、8年になります。
――“にーに”との出会いについて教えて下さい。
Fさん:独身時代に「猫を飼いたいなぁ、でも、飼うのもなぁ……」と思っていたら、捨てられていた“にーに”に出会いました。それから15年の付き合いで、家族の誰よりも長く一緒に過ごし、私にとっては当たり前の、家族のような存在になっています。
――マンションで猫を飼うのに、抵抗はなかったですか?
Fさん:“にーに”はマンションで飼いやすい猫なんです。
飼い始めた時から家猫なので、外にも出ないし、おとなしくて、高い所にも上らない、爪研ぎも決められたところだけでするので、壁紙やカーテンは傷つけません。マンションで飼っていても、何も問題がないんです。
――そういう猫もいるのですね!? でも、飼ってみてヤンチャだった場合どうしましょう?
Fさん:猫にもよるのかもしれませんが、飼い始めた時から爪研ぎの場所や高い所に上るのは「ダメ!」と、しつけていたのが良かったのかも……。
病院へ行くのに外に出ると、ブルブル震えるくらい外出が嫌いで、家の中でくつろいで過ごしています。ちなみに、“にーに”のお気に入りの場所は、「洗濯かご」です(笑)。
猫トイレは、換気扇の下に!
――“にーに”のトイレはどこにあるんですか?
Fさん:8年前にマンションを購入した時に、リフォームのついでに、廊下に“にーに”用のトイレスペースを作りました。洗面室の収納スペースを廊下から開けられる収納に変更して、その下の部分をトイレ置き場にしました。猫のトイレって意外と場所を取るので、スペースを確保しておくといいですよ。
――トイレの臭いは大丈夫ですか?
Fさん:正直、廊下だと臭いが気になる時があります。換気扇がある場所だと良かったかもしれません。
子どもと猫――ダブルでかわいい!
――ほかに、猫用にリフォームしたところはありますか?
Fさん:実は、寝室のドアに猫用のドアを作ったんですが、出産後、生まれたばかりの子どもと猫を同じ部屋で寝かせるのに抵抗があり、封鎖してしまいました。
今は、子どもは別の部屋で寝ているので、養生テープを外してもいいのですが、ベッドで毛玉を吐いて汚してしまうことが何度かあり、結局封鎖したままになっています。
――お子さんが生まれて、“にーに”はヤキモチをやきませんでしたか?
Fさん:ヤキモチはなかったですね。なかなか構ってあげられないので、私自身が「ごめんね」という気持ちになりました。
子どもが寝ている隣で、“にーに”が仲良く寄り添って寝ていると、ダブルでかわいらしく、本当に癒されます。
子どもが“にーに”の世話をするのはまだ難しいですが、大きくなったら世話をして、命の大切さを感じてくれたらいいな、と思っています。
旅行のときも大丈夫! ネコ同盟は心強い味方!
――旅行などで、家を空けるときはどうしていますか?
Fさん:家猫にとって外出は、ものすごいストレスなので、誰もいなくても、家に置いてあげるのが一番。2泊くらいなら、多めにエサと水を入れて行きます。
長期の旅行のときは、ペットホテルなどには預けず、ご近所の友達に、トイレ・水・エサのお世話を頼んでいます。猫好きの友達がたまたま近所に住んでいて、お互い助け合いをするようになりました。今では、その輪が徐々に広がって、“ネコ同盟”と呼んでいます。(笑)
猫好き同士が助け合えるので猫にも飼い主にも負担が少ないですよ。
猫と一緒の暮らしに触れて
Fさんのお気に入りは“にーに”のたぷたぷのお腹だそう!うーん、気持ち良さそう!!
猫のトイレのためのリフォームはちょっと難しいけれど、換気扇のある所にトイレの置き場をつくればいいみたいだし、犬と違って散歩もしなくてもいいですしね。“ネコ同盟”をつくれば旅行のときも心配がなさそう!
――猫を飼いたい気持ちがムクムクと膨らんでしまいました(笑)。
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